自然と人工物

文系と理系っていうくくりをやめて、自然学と人工物学というくくりに改めたらいいんじゃないか、みたいなことを最近考えてた。数学と情報科学が理系だとされていることが本当に残念だと感じているから。ここからは大方推測で物を書くが、数学は元々、商売人のための代数学と、暇をもてあました神々の遊びとしての幾何学、の別々の学問だったんだろう。で、ニュートン辺りで、自然を抽象する方法論としての地位を確立して、ライプニッツデカルトあたりから、思考を表現する方法論としての地位が確立したんじゃなかろうか(奇しくも同じくらいの年代か)。ここまで書いて思ったけど、数学を理系の学問として扱っているのは、日本だけなんじゃないだろうか?全然調べてないから何とも言えないけど。だとしたらこの議論自体、あんまり意味がなくなるなあ・・・。
と言いつつ、詳しい考察は後日にしたい。教養学部出身の私としては、この手の話はなんだかんだ言って好きなのである。